みなさま、こんにちは。くらちゃです。
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
スタッフブログへお立ち寄りいただきまして
ありがとうございます。
令和 6年 5月12日(日)
ビバルデの丘今朝8:00の気温は11.0℃ 湿度は55%
天気は朝から曇がち。晴れ間が見えたり、パラっと雨が来たり。
明日は大雨予報なので準備をしておきましょう。
徒然なるままに・・・今回は「除草剤について、その1」
こう見えて(?)一応「長野県農薬管理指導士」の肩書を持っております。
公園、ドッグラン、グランド、墓地・・・・
芝地から舗装道路、砂利の駐車場などあらゆる所をやった経験があります。
けっこう需要があるのです。
ただ特性を知らないと、思った結果と違う事が多々あります。
最近、よく聞かれることがあるので少しだけ、
使用感や注意点を紹介いたします。
まずは除草剤という名でよく知られているのが「ラウンドアップ」
何でも枯らしてしまうものです。
希釈タイプと口がジョロみたいになって、そのまま使えるタイプの2種類あります。
使用としてはそんなにバシャバシャかけなくても、サッとかかっていればOKです。
1㎡に50ml。ちょうどおちょこ一杯分くらいです。
思ったより少量でよいのがわかると思います。
ただ全部枯らすので、かけすぎて悪いことはありません。
単にもったいないだけです。
そして勘違いされるのが「生えてこない」と思われることです。
たしか48時間経つと土に分解されて効能はなくなります。
やったことはないですが畑にまいても、時間が経てば
植物を植えて育てられます。
逆に言えば何でも枯らした後、時間が経過して
タンポポの種などが飛んできたら生えてきます。
結論を言うと「今ある草は枯らすが持続性はない」ということです。
ちなみに枯れるのであって、無くなるわけではないので、
その後は刈ってください。
立ち枯れのままでは、やはり見栄えがよくありません。
(特にスギナはそのままの姿で茶色になります)
次に紹介するのが、
「では生えなくするにはどうするか」ということで
「発芽抑制剤、土壌処理剤」です。
私は長年やっておりますので、業者から仕入れられるのですが
あまり市販店舗で見たことはありません。
モノはこちら
二種類ありますが、野芝用と洋芝用です。
正直手に入れにくいし、写真の袋一つで1万円以上します。
(普通の庭で使う量は少量なんですけど)
こちらは芝用なので入手は難しいですが
土壌処理剤はあると思いますので、
除草剤だけでなく、こういったものの併用がお薦めです。
というわけで今日はこのへんで。
次回は芝用の除草剤を紹介します。