みなさま、こんにちは。
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
今日のビバルデブログへお立ち寄りいただきまして
ありがとうございます。
ブログ更新は今回が2回目のみきです。
令和5年 5月 13日 (土)
今朝8:00の気温は10.0℃
お昼12:00の気温は10.2℃
湿度55%天候は雨です。
新緑の5月ですがあいにくのお天気ですね。
とっても寒いので今日は薪ストーブに火が入りました。
見た目にもあったかくなりますね。
さて、現在、軽トラの運転練習と同時進行で行っている私のもう一つの任務がこちら。
帰化植物「ハルザキヤマガラシ」の防除作業です。
菜の花(アブラナ)によく似た黄色い花がかわいらしいですが、日本の侵略的外来種ワースト100、
さらに「要注意外来生物」に指定もされている厄介な植物です。
本種は強い繁殖力に加え、ほかの植物を寄せ付けず繁殖を妨げる「アレロパシー作用」と
いうものを持つため、もともといた植物たちにとっては脅威となるのです。
日本全国で分布域を拡大しており、この霧ヶ峰にも入ってきてしまっています。
昨年も駆除が大変だったとお聞きしました。
今年は昨年ほどではないそうですが、また生えだしているようです。
見つけ次第このように抜き取るのですが、流石アブラナ科、カブやダイコンの仲間なので
根っこが立派です。これが手強いのです……!
せっかく抜いても地中に根っこが残るとまた生えてきてしまうこともあるので、
貴重な在来種を守るためにもなるべく除去したいですね。
ところでこの植物、なかなかな嫌われ者ですが、一部ではサラダ用に栽培されることもあるそうです。
少し気になったので、試してみました。
食べるのは柔らかそうな蕾の部分。まだあまり花の開いていないものを選びました。
アブラナ科はタネで増えるので、蕾の段階で摘んでしまえば増えるのも抑えられます。
今回はシンプルにおひたしにしてみました。
気になるそのお味は……!
菜の花には劣りますが、ちゃんとおいしい野菜という印象でした!
野草らしく多少の苦味が感じられたので、好みもあるとは思いますが、茹でずに
炒め物などにするのも良さそうです。
ただ、いくら食べられるとは言え要注意外来生物であることに変わりはない本種。
これ以上増えないでほしいと願うばかりですが…… もしもお庭に生えてきてしまったときには、
おいしく調理して夕食に添えてみるのも楽しいかもしれませんね。