みなさま、こんにちは。
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
今日のビバルデブログへお立ち寄りいただきまして
ありがとうございます。
ビバルデの丘へ配属されてもうすぐ1ヶ月が経とうとしている、みきです。
令和5年 5月 17日 (水)
今朝8:00の気温は17.7℃
お昼12:00の気温は23.0℃
湿度35%天候は晴れです。
寒かった先週とは打って変わり、ここ数日は暖かくいいお天気ですね。
春は一歩外に出れば様々な植物に出会うことができる、素敵な季節です。
私もビバルデの丘に来てから毎日、たくさんの草花との新しい出会いを楽しんでいます。
本日はその中から、遊歩道で見た植物をいくつか集めてみました。
まずはこちら
「ヒトリシズカ」という花です。
センリョウ科チャラン属の多年草で、草丈は20cmほど。
葉は薄く、しっとりつやつやしています。ブラシのような白い花がかわいらしいですね。
おもしろい形の花ですが、この白い部分は花びらではなく雄しべです。
またヒトリシズカという名前は、吉野の静御前の舞姿が由来しているそうです。
ちなみに図鑑には「フタリシズカ」という花もありました。
こちらは駒ケ根にある旅館の名前にもなっていますね。行ってみたいです。
続いてこちら
「ムラサキサギゴケ」といいます。
ゴマノハグサ科サギゴケ属の多年草で群生し、1.5cmほどの薄紫色の花を咲かせます。
名前にコケとつきますが、苔ではなくれっきとした種子植物です。
葉や茎が地を這う苔のように見えるのでそう呼ばれるようになったとか。
一つ一つの花は小さいですが、たくさん集まるととてもきれいです。
遊歩道沿いに花壇のように咲いています。ちょうど今が見頃かもしれませんね。
最後はこちら
「キランソウ」です。
シソ科キランソウ属の多年草で、1cmほどの紫の花を咲かせます。
こちらも遊歩道の縁に、ムラサキサギゴケに混じって咲いていました。
似ていますが、ムラサキサギゴケの花よりも小さく、花の色も濃い紫をしています。
こんなかわいらしい花ですが、なんと「ジゴクノカマノフタ」という別名をもっています。
地獄の釜の蓋。すごい名前ですよね。
由来を調べてみると、この草がもつ薬効に「地獄へ行く釜に蓋をするほどの効き目」があると言われたから、という説や、
まるで蓋のように、地面に張り付くように広がって生える葉の形からそう名付けられた、という説などがあるようです。
植物は、その見た目はもちろんですが、調べてみるとその名前からも
色々知ることができて楽しいですね。
霧ヶ峰に来て1ヶ月。まだまだ知らない植物ばかりなので、これからどんどん調べていきたいです。