みなさま、こんにちは。みきです。
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
今日のビバルデブログへお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
令和5年 9月 14日 (木)
今朝 8:00の気温は21.4℃、お昼 12:00の気温は24.6℃
湿度55% 天候は晴れです。
タイトルでもうわかった方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回の話題はちょうど今の時期に咲いている花についてですよ。
こちら。トリカブトです。
霧ヶ峰の植物群落の中に生えているものはツクバトリカブトだそうですが、
ビバルデの丘の中のものも同じ種類でしょうか。
鮮やかな青紫と鳥兜に似た形が美しくとても格好いい花です。
大きなものでは2mを超える株になり、迫力があります。
トリカブトといえば、有毒植物として有名ですよね。
植物が自然に作り出すアルカロイド類の中でも「アコニチン」という強力な毒を有しており、
動物の体内に入ると嘔吐や痙攣、心臓発作などが起きて最悪の場合は死亡に至ります。
少量であれば強心剤として利用でき、古くから漢方薬などで用いられてきたそうです。
ミステリーやサスペンス、サバイバルや歴史ものの物語なんかにもしばしば登場しますよね。
(ちなみに私は最初名探偵コ〇ンで知りました)
トリカブトの場合アコニチンは主に掘り出した根から抽出するのですが、
葉や茎、花にもしっかり毒成分は含まれているそうなので、誤って
口にしないよう気を付けたいですね。
先日事件にもなっていましたし……
ところで先ほど花と書きましたが、トリカブトは花弁を持たず、
あの青い部分は実は「がく」なんです。
多くの花は蕾からがくに包まれた花弁が出てきますが、トリカブトの含まれるキンポウゲ科ではがくが鮮やかな色に変わるので、不思議ですよね。(花弁をつけるものもあります)
キンポウゲ科の仲間はどれもとても綺麗な花を咲かせますが、有毒種が多いのが特徴です。
綺麗な花を見るととつい手に取りたくなりますが、そのあとは必ず手を洗わないとですね。
また、秋は木の実やきのこなど、山の幸が魅力的な季節です。
採集などに行く場合は十分気を付けたいですね。